過労死防止学会

Japan Society for Karoshi Research

『過労死防止学会誌』第4号(2023年度)発刊

『過労死防止学会誌』第4号(2023年度)を発刊しました。

第4号は、2023年9月9・10日開催の第9回大会報告者による研究論文、および会員から投稿論考を掲載しております。また、これまでの当学会の大会記録、過労死防止法・大綱も掲載しております。

この学会誌は、1部1,000円(送料込)で頒布しております。ご希望の方は、事務局までご連絡願います。
(※在庫に限りがありますので、お早めにお願いいたします)
連絡先:事務局メールアドレス: jimukyoku@jskr.net
あるいは学会ホームページの「お問い合わせフォーム」へ https://www.jskr.net/ask/

以下、学会誌の内容です:

過労死防止学会誌第4号

『過労死防止学会誌』第4号(2023年度)

      目 次

「はじめに〜学会誌第4号刊行によせて」 編集委員会 天笠 崇

第1部 特集 地方公務員の長時間過密労働とその対策

山口真美 「地方公務員の長時間労働 ~労基法33条問題と特例業務」
上林陽治 「会計年度任用職員の公務災害補償 ―死んでからも非正規なのか―」

第2部 研究論文・その他

竹島 正 「地域の自殺予防・自死遺族支援の視点からみた過労死・過労自殺の予防」
川人 博 「労働者協同組合における過労死が問いかけるもの
       -斎藤幸平氏の労働者協同組合賛美論・社会運動論を批判する-」
土谷良樹 「医師意見書(心臓・脳疾患による突然死など)の記載について」
田中與念子 「医師の長時間労働と働き方改革 ―日本の医療の未来―」
奥平 隆 「係争中の航空機客室乗務員(CA)労災認定をめぐる論点について」
森崎めぐみ・佐藤大和・加藤みはる・高橋幸美
      「芸能従事者の労災と安全衛生の現況と課題解決の取り組み」
長井偉訓・高橋幸美・久保直純・中川香代
      「高知大学における「過労死等防止啓発授業」の実践事例の紹介」
櫻井善行 「過労死等防止啓発授業の実践を振り返って
       ~4年間の実践から見えてきたものと5年目以降の課題~」
寺内宏伸 「過労死と2024年問題について」
長井偉訓 「書評]妹尾昌俊・工藤祥子著『先生を、死なせない。
    ―教師の過労死を防ぐために、今、できること』 教育開発研究所,2022年」
本多雄二 「労災隠しの実態と労災指定医療機関の問題、精神障害の労災認定について」

第3部 資料

過労死防止学会 第9回大会プログラム
過労死防止学会 第1~8回大会 プログラム概要
過労死等防止対策推進法(平成26年法律第100号)
過労死等の防止のための対策に関する大綱(平成30年) 概要抜粋
過労死等の防止のための対策に関する大綱(令和3年) 追加項目・変更ポイント抜粋
過労死防止学会 会則・会計細則・編集委員会規程

*編集:過労死防止学会誌 編集委員会
*発行日:2024年3月10日
*B5判  124ページ