2016年5月21-22日 過労死防止学会 第2回大会プログラム (4月16日更新)
過労死防止学会第2回大会プログラム (PDFファイル)
(敬称略、家は家族の会、研は研究者、弁は弁護士)
第1日、5月21日(土)午後 13:00~17:00 第2学舎C棟 304教室
国際シンポジウム(日、韓、仏): 過重労働による健康障害と労働時間規制
韓国とフランスは報告30分+通訳30分 13:00~13:10 開会挨拶と解題
日本13:10~13:40 韓国13:40~14:40、休憩14:40~15:00 フランス15:00~16:00 討論16:00~17:00
司会:脇田滋(研) 清水耕一(研) (控え室 301教室)
韓国語の通訳は呉民淑(オ・ミンスク)。英仏語の通訳は須田洋平(弁)
日本: 天笠 崇 代々木病院精神科医師
精神医学から見た日本の過労自殺対策と過労死防止法
韓国: イム・サンヒョク 労働環境健康研究所所長
韓国における過労死問題の現状と課題
フランス: セバスチャン・ルシュバリエ 国立社会科学高等研究院教授
フランスの週35時間制
――時短の一方で労働強度の増大と作業組織の再編で高まるストレス――
会員総会 17:10 ~18:00 第2学舎C棟 304教室
懇 親 会 18:30 ~20:30 経商食堂 第2学舎C棟1階
第2日、5月22日(日)午前の部 9:30~12:00 100周年記念会館
各報告の持ち時間(報告30分+質疑10分)
第1報告 9:40~10:20、第2報告 10:25~11:05、第3報告 11:10~11:50
第1分科会 道路旅客運送業の労働実態と時間規制 100周年記念会館第2会議室
司会:中原のり子(家) 助言者:川人博(弁)
1.松下末宏(自交総連大阪地連):軽井沢スキーツアーバス転落事故について
2.中部 剛(神戸新聞記者):西日本高速過労死事件にみる休息の取れない勤務体制
3.森岡孝二(関西大学・名):道路貨物・旅客運送業の超長時間労働の実態
第2分科会 教員の過重労働と公務災害 100周年記念会館 第3会議室
司会:成瀬龍夫(研) 助言者:松丸正(弁)
1.中野淑子(東京家族の会):公務災害認定に係る諸問題と課題
2. 尾崎正典(静岡家族の会):障害者支援教室で発生した公務災害
3.前川珠子(東北希望の会):東北大学教員の過労死事件について
第3分科会 ホワイトカラーの労働時間管理 100周年記念会館 第4会議室
司会:寺西笑子(家) 助言者:櫻井純理(研)
1.石川啓雅(政治経済研究所):技術サービスにおける労働(残業)時間管理の問題点
―建設・土木の調査設計業を事例にして―
2.松浦 章(兵庫県立大学客員研究員):ホワイトカラーの長時間労働と「裁量労働制」
3.渡辺喜代子(東京家族の会):商社の過労死事件における企業の責任と義務
第4分科会 若者の過重労働 100周年記念会館 第5・6会議室
司会:青木圭介(研) 助言者:中西 基(弁)
1.大利英昭(東京都庁職員労働組合病院支部):新人看護師の超勤実態と過労
2.色部 祐(いの健東京センター):外国人技能実習生の労災問題について
3.中澤 誠(東京新聞記者):ワタミ過労死事件と和解の社会的意義
第2日、5月22日(日)午後の部 13:00~16:30 第2学舎F棟402教室
司会:西谷 敏(研) 上出恭子(弁)
共通論題 過労死防止法・大綱と労働時間の制限・短縮
<報告者>
岩城穣(過労死防止全国センター):過労死防止法と大綱の意義と課題について
西垣迪世(兵庫家族の会):兵庫県における過労死防止の取り組みの経過と現状
秋山正臣(全労働省労働組合):長時間労働の解消と過労死防止の課題
<予定討論者とコメントの主な論点
柏原英人(過労死防止大阪センター):過労死防止活動と長時間労働改善の展望
伍賀一道(金沢大学・名):雇用・労働の規制緩和と過労死問題
過労死防止学会第2回大会の開催要領と報告募集について
May 21 and 22, 2016, Japan Society for Karoshi Research, 2nd Annual Meeting Program